プロローグ
結論だけが記録され、理由が残されていない書類がある。
理由は、しばらく人の記憶が補ってくれる。だが、異動や退職のたび、その理由を知る人は少しずついなくなる。
正しい判断であっても、その理由が書かれていなければ、次の担当者は同じ検討をゼロからやり直すことになる。
誰も怠けていたわけではない。理由を残す仕組みが、まだなかっただけだ。
折原が記録を掘り起こすたびに――消えかけていた理由が、一つずつ形を取り戻していく。
古いファイルを開くたび、折原は同じ言葉を口にする。
「残ってます」
| 話数 | タイトル | 公開日 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 残ってますよ | 調整中 | 準備中 |
| 第2話 | 補助金の謎 | 調整中 | 準備中 |
| 第3話 | 停電の日 | 調整中 | 準備中 |
| 第4話 | 査察の日だけ | 調整中 | 準備中 |
| 第5話 | 市民との約束 | 調整中 | 準備中 |
| 第6話 | 最終版_確定_修正版 | 調整中 | 準備中 |
| 第7話 | 十年前の失敗 | 調整中 | 準備中 |
| 第8話 | 消されたファイル | 調整中 | 準備中 |
| 第9話 | 雨の日の約束 | 調整中 | 準備中 |
| 第10話 | 判断記録 | 調整中 | 準備中 |
| 第11話 | 忘れないために | 調整中 | 準備中 |
| 第12話 | 問いが残っていた | 調整中 | 準備中 |
一般財団法人 建築保全センター