第3巻 プロローグ
プロローグ
判断を先送りするほど、選択肢は失われていく。
分かってはいても、決められない。前例がない。踏み出せば批判を受けるかもしれない。様子を見ているうちに、時間だけが過ぎていく。
誰も責任から逃げていたわけではない。背負うには重すぎる決断を前に、立ち止まっていただけだ。
ある日、梶原は、遠く離れた自治体の記録に、自分と同じ迷いの痕跡を見つけた。
梶原が一歩を踏み出すたびに――先送りにしてきた問いへ、一つずつ答えを選び始める。
この話のFM豆知識
(豆知識は準備中)
つづく
※本作はフィクションです。登場する人物・団体・自治体等はすべて架空であり、実在するものとは関係ありません。作中の制度・法令に関する記述は一般的な説明であり、最新情報は関係省庁にご確認ください。詳しい注記はこちら
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