減圧吸引ピグによる排水管更生技術「UPL工法」
技術概要
老朽化したビル・マンション等の雑排水管及び汚水排水管の内壁を研磨し、エポキシ樹脂塗料を塗布する更生工法。
<施工技術の概要>
a. 施工可否判断
図面及び事前調査・診断マニュアルに基づき現場調査、一次診断、二次診断を行い、最終的に施工の可否を判断する。
b. 研磨
管内を高圧ジェット水にて洗浄、油分・スケール等の軟質物を除去、その後メカニカルクリーニングマシン(電動式ワイヤー研磨機)により、硬いスケールを機械的に除去し、再度高圧ジェット水により管内を清掃する。
c. 管内清掃と乾燥
管内のスケール・水排出の為、ソフトピグを吸引走行させ、合わせて管内状況の確認も行う。その後、ドライエアー送風により管内を乾燥させる。管内カメラによる管内状況の目視確認も行う。
d. 塗布
全ての枝管を止水栓等により閉止、一本ずつ塗料とボールピグを吸引させ、横枝管の遠いところから二液性エポキシ樹脂塗料を塗布施工する。各横枝管終了後、排水立て管及び排水横主管を出ロマンホ ールまで塗布する。
e. 検証と復旧
乾燥養生(約4時間)後、管内カメラにより検証し、復旧する。
<施工技術の概要>
a. 施工可否判断
図面及び事前調査・診断マニュアルに基づき現場調査、一次診断、二次診断を行い、最終的に施工の可否を判断する。
b. 研磨
管内を高圧ジェット水にて洗浄、油分・スケール等の軟質物を除去、その後メカニカルクリーニングマシン(電動式ワイヤー研磨機)により、硬いスケールを機械的に除去し、再度高圧ジェット水により管内を清掃する。
c. 管内清掃と乾燥
管内のスケール・水排出の為、ソフトピグを吸引走行させ、合わせて管内状況の確認も行う。その後、ドライエアー送風により管内を乾燥させる。管内カメラによる管内状況の目視確認も行う。
d. 塗布
全ての枝管を止水栓等により閉止、一本ずつ塗料とボールピグを吸引させ、横枝管の遠いところから二液性エポキシ樹脂塗料を塗布施工する。各横枝管終了後、排水立て管及び排水横主管を出ロマンホ ールまで塗布する。
e. 検証と復旧
乾燥養生(約4時間)後、管内カメラにより検証し、復旧する。
諸元性能
1) 対象部位 | 建築物内に配管された雑排水管及び汚水排水管で、事前の調査・診断により、本工法による施工が可能と判断された部位 |
2) 対象管種 | 配管用炭素鋼管(白) 水配管用亜鉛めっき鋼管 排水用鋳鉄管 |
3) 対象管径 | 呼び径 32A~150A |
4) 施工長さ | 5~100m |
5) 材 料 | <研磨> 高圧ジェット水とメカニカルクリーニング IS08501-1. D. St3 相当 <塗布> ウレタン製ボールピグによる減圧吸引方式 <塗料> 常温硬化型二液性エポキシ樹脂塗料 (排水管専用、日米レジン㈱製アルプロンFL-1758) |
6) 塗膜厚さ | O.5㎜以上 |
7) 適用温度 | 雰囲気5℃以上 |