第1巻 エピローグ
問いが始まる
地下資料室では萬代が珈琲を飲んでいた。棚の奥に、もう数字を書き換えることのなくなった白い冊子が眠っている。
街の外では、諫山の個人事務所に一本の電話が入る。どこかの自治体の若い職員からだ。
「建物を修繕する予算が足りない。どうすれば」
諫山が短く答えた。
「お前の役所はLCCを計算したのか。URLを送る」
一つのURLが送信される。
また、どこかで、誰かの問いが始まる。
『何を未来に残すのか ―自治体FM物語―』全24話 完
── 了 ──
著者注記
本書に登場する人物・団体・自治体・施設の名称および状況は、すべて架空のものです。実在する特定の個人・組織・事例を描写・批評するものではありません。 とりわけ、本書に登場する支援団体・コンサルタント等は、すべて本書のために創作した架空の組織であり、実在のコンサルティング会社・委託先候補・公的機関とは一切関係ありません。
制度・数値・法令に関する記述は一般的な説明です。実際の運用は各団体の条例・規程によって異なります。最新の情報は関係省庁・所属団体の定めをご確認ください。
この話のFM豆知識
(豆知識は準備中)
つづく
※本作はフィクションです。登場する人物・団体・自治体等はすべて架空であり、実在するものとは関係ありません。作中の制度・法令に関する記述は一般的な説明であり、最新情報は関係省庁にご確認ください。詳しい注記はこちら
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